羊の時刻

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相変わらずです。

 お久しぶりです。

 こちらは読んだり書いたり、書いたり読んだり相変わらずの毎日です。

 写真は先日自分への誕生日プレゼントに買った野呂邦暢のエッセイ集。1巻だけ数年前に買って2巻がまだだったので、近所の本屋さんで注文して取り寄せて定価で新品で買いました。ネットで検索して品切れになっていて古書価格が高騰していても、慌てず騒がず実店舗で問い合わせれば結構手に入るものです。

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 分厚くて重たいせいで紙カバーがぶかぶかして邪魔なので外して読んでます。外すとブルーグレーの布張りがかっこいい!  本の中身だけでなく装幀や文字組み、紙質にもこだわった野呂邦暢さん本人が見たらきっと嬉しかっただろうなと思います。

 

 今書いているものがいつ作品として完成するかの見通しは全く立っておりませんが、焦らず楽しく書いてます。

 出来上がってからのことは出来上がったあとで考えます。

 またイベントに出られる日が来ると信じて、今はできることをできるペースでやっていきます。

 それではまた。

 以下近況。

  最近嬉しかったこと。

 それは、

 能率手帳が2019年に「70周年記念限定商品」として発売した方眼ノート「メモティ」が、定番商品になったこと! 

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 去年メモティ限定版を買ったとき、使ってみてその使い心地に大感激してメーカーさんにアンケートページから(購入者限定で、アンケートに答えると抽選で粗品がもらえるとかだったような)「粗品は当たらなくてもいいのでとにかくメモティを定番化してください。ぜひとも商品化してください。もうこれしか使いたくないんです。これしか使えない体になってしまったんですお願いします」と(文面はもう少し冷静を装ったかもしれません)頼み込んだくらい気に入って使っているので、もう飛び上がって喜びました。

 コンパクトサイズでそこそこリーズナブルで紙質がマトモな自由帳、と言うとミドリのMDノート文庫無地を愛用してきたし今もしているのですが、家で書くノートはそれで良くても鞄に入れていつも持ち歩くにはちょっと文庫サイズでも大きいなといつも思っていたのでメモティ定番化は実にめでたい。嬉しいです。

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 左が丸善のブックカバーをかけたMDノート文庫サイズ無地(自宅での雑記用)で、右がちくま文庫ちくま文庫手帳。ごくまれに天文手帳に浮気しつつ、2008年から手帳はずっとこれ。今年はどんな表紙絵になるのか楽しみです。

 

 と、書いたあとでふと思い立って天文手帳を出している地人書館のサイトに行ってみたら天文手帳についてのFAQのページがアツくて痺れました。

http://www.chijinshokan.co.jp/misc/tenmon_techou_faq.html

 やっぱり良い手帳だなあ。来年はまた天文手帳に浮気してしまおうか...どうすべきか...なんて悩むのも毎年の秋の愉しみです。