2024年3月10日(日曜日)に開催された『第十回そこの路地入ったとこ文庫』について、主催者さまから頒布数のご連絡をいただきました。
荻サカエの個人文芸部・羊の時刻の本を手に取って下さったかた、連れて帰ってくださったかた、通販してくださったかたがいらしたと分かって、すごく嬉しいです。
ありがとうございます。
これからも引き続き、ぼちぼちとマイペースで本を作っていく所存です。
本が書き上がって、イベントに出るときにはまたこのブログにて告知します。
なかなかイベントに出る告知の無いまったりペースのブログですので(遅筆なので...)、気が向いたときに見に来てみていただけたらと思います。
以下、近況です。
引っ越しが無事に済んで荷ほどきもまあまあ進んだので、多摩動物公園に行って来ました。
「広いらしい」
「タスマニアデビルがいるらしい」
くらいの予備知識しか無かったのですが、参りました。
あんなに歩かされるとは。
そして、
あんなに凄い蝶の展示が見られるとは。
昆虫生態館のことを私は何も知らず、歩き疲れてもう帰ろうと思って出口に向かって歩いているつもりが道を間違えていて、前の人の後に続いてたまたま入り込んだだけだったのです。
知らずに入ったおかげで、涙が出るくらい感激しました。
私の場合は人生にも同じ事が言える気がするなあ...と、蝶たちに見とれながら思いました。狙ったゴールからは外れまくったのに結果としてすごく嬉しいことになったり、挫折のおかげで思いがけない出会いに恵まれたり。
「夢を叶える」ことが褒め称えられていたり、それを目指すことが正しいと言われていたりするけれど、私は「夢にも思わなかったこと」こそが自分にとって大切だし、好きだなあと思います。
タスマニアデビルは、ズーム機能の弱いコンデジで撮ったのでこんな写真しか撮れなかったのですが、小さくて耳が赤くて可愛かったです。
現在タスマニアデビルはタスマニアデビルだけが罹る伝染性の顔面の腫瘍のために数をどんどん減らしているのだそうです。なんとか治療法が見つかってほしい。
そしてコアラ。
たぶんこれが生まれて初めて見るコアラだと思うのですが、歩き疲れすぎていたせいか、(うん...コアラだな...)というくらいの薄い感動しか湧き起こらず。
コアラのほうもこちらに対して無感動で、お互い様だなと思いました。
年間パスポートを買ったので通い詰める予定です。
