いきなり涼しくなりました。お元気でお過ごしでしょうか。私は一昨日からコタツに入ってます。でもまだ昼間は暑いので扇風機を回しています。
相変わらず、引き続き同じお話を書き続けています。
書き上がるまではそれをどこでいつ本にして出すかは考えないで、とにかく書くことに気持ちを集中させています。
文学フリマの京都と広島の募集が始まったそうですが、現状そんな感じなので、参加の予定は白紙です。
近くはないのですがどうやら出口は見えました。焦らず一歩一歩進めていきます。このトンネルに非常口は無いので、途中でへばって行き倒れないように。いつかこのトンネルも懐かしくなるのでしょう......と言うか、すでに愛着が湧き始めてます。
写真は松本城のススキ。
今年の十月一日は旧暦の八月十五日で中秋の名月なんだそうです。お団子はあまり好きじゃないので、丸くて秋っぽければなんでもいいんだろうということにしてシャインマスカット(近所の八百屋さんではねだし品2房410円。産地特価)でお祝いする予定です。そろそろ小布施の栗スイーツも気になるこの頃です。
追記のちょっとだけ近況。
直近で買った本はKindleですがこちら。山室静さんの翻訳が硬派で(子供向けにメルヘンメルヘンしたり変に韻を踏んだりしてなくて)いいかんじです。
読んでるとセルゲイ・パラジャーノフの映画『アシク・ケリブ』をまた観たくなります。監督は両親がアルメニア人で、映画のロケ地はアゼルバイジャン。とてつもなく美しい映画です。
全編が視覚言語100パーセントで構成された絢爛な夢と詩の幻想織物。世界の全てがほぼ意味不明で、でも一瞬も退屈しない。観てるとなんだか子供の頃の感覚を思い出す映像世界です。考えてみれば夢も詩も子供の世界の見方なんですね。
こういうのNetflixにどんどん来てほしいんですが、むしろ名画系はどんどん減ってテレビのバラエティみたいなのばかり増えていくのでげんなりです。十本の駄作を次から次に見るよりも一本の傑作を十回観るほうがずっと楽しいのに。