北海道物産展でゲットした生チョコを一日二個ずつ食べながらぼちぼちと入稿データを作っています。もうひと箱買おうか悩みどころです。
今月も先月に引き続きカモの写真。
カルガモの中に一羽だけ他と顔の色が違うのがいて、別の種類かな? と思ってズームして撮った一枚。
なんだ、コケと泥がくっついてただけか。
と、思ったあとで(ほんとにそうか?)と思い直してカモについて調べました。そしたらどうやらこれが「エクリプス」という状態の、カルガモではなくマガモ(オス)だったらしいと判明。
マガモのオスは繁殖期ではない時には雌を惹きつける必要が無いので、敢えて雌みたいな地味な羽根をしてるのだそう。写真のマガモはその地味な状態(エクリプス)から脱して、あの派手なトレードマークの青緑色の顔に戻ろうとしている途中だったようです。身近な鳥でもまだまだ知らないことがあるんだなあと感じ入りました。
鳥つながりで、こちらは今図書館で借りて読んでいる本。
ひょんなことからこの人がハマることになった伝書鳩沼についてのエッセイ(脱線話多数)。表紙の画像は小型カメラを取り付けられた著者の鳩が上空から撮った著者の自宅の写真なんだとか。
脱線話のひとつとして書かれているワカケホンセイインコの話が興味深かったです。ワカケホンセイインコというのは日本で近年大増殖して騒がれている緑色の中型インコなのですが(噛まれるとものすごく痛いです)、イギリスでも増えてるんだとか。
日本でのワカケホンセイインコの野生化は「ペットショップから逃げた個体や、わざと捨てられた個体」が原因とされているようですがイギリスのワカケさんはひと味違う。以下抜粋。
“いまも囁かれる噂――すばらしすぎて、事実を確認する気になれない噂――によると、初代のつがいは、ジミ・ヘンドリックスが宣伝目的かロックンロール魂の奇妙なやさしさで、カーナビー・ストリートから放ったという。あるいは、ハンフリー・ボガートの『アフリカの女王』のセットから逃げ出したという説もある。”
(ジョン・デイ『わが家をめざして 文学者、伝書鳩と暮らす』宇丹貴代美訳、白水社 p.88より抜粋)
鳩つながりで、こちらは先日散歩した筑摩神社の拝殿の写真。
今の呼称は「筑摩(つかま)神社」ですが昔は「筑摩八幡宮」だったとのこと。なので蟇股(かえるまた、と呼ぶらしいです。この部分)にも白い鳩。桃山時代のものだそうです。かわいい。
どういう由来があるのか、カラフルな風車がたくさん飾ってありました。