羊の時刻

荻サカエの個人文芸部『羊の時刻』のブログです。毎月1日更新。メールアドレス hitsujinojikoku(アットマーク)gmail.com 当ブログの文章、画像等の無断転載・無断使用はご遠慮下さい。https://note.com/hitsujinojikoku マストドン始めました。https://mstdn.nijist.info/@hitsujinojikoku

Quarantineの日々

 昨日近所の神社のそばを通りかかったら鳩がいきなり腕にとまってきてびっくりしました。

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 パンも何も持ってないですよ、と態度で示すと、納得したのか降りてくれました。

 普段は観光客でいっぱいの神社で、ひと袋30円だったか50円だったかで売っている鳩の餌を常に誰かが買ってばらまいてくれていたのが今は全然人が来ないから、鳩はおなかがすいてすがりついてきたのでしょうか。心配になってちょっと立ち止まって観察してみていると、数羽の鳩が木の枝にむらがって新芽を一心にむしって食べているようでした。パンが無くてもほかに食べるものがちゃんとあるのならまあ、大丈夫か。

youtu.be

 Spotifyでおすすめされて聴いてみたら良かったのでリンクをぺたりと。誰かと思ったらDeath Cab for Cutieの人だそうで。Quarantine=検疫、の語源について、Wikipediaの「検疫」のページに手短にまとめられていたので以下にコピペで貼っておきます。

英語のquarantineは、イタリア語のヴェネツィア方言quarantenaおよびquaranta giorni (40日間の意)を語源としている。これは1347年の黒死病大流行以来、疫病がオリエントから来た船より広がることに気づいたヴェネツィア共和国当局では、船内に感染者がいないことを確認するため、疫病の潜伏期間に等しい40日の間、疑わしい船をヴェネツィアやラグーサ港外に強制的に停泊させるという法律があったためである。

ja.wikipedia.org

 

近頃読んでる漫画の感想など

 インスタに書いたあとで、こういうことをブログでも書こうと思ってたんだっけ、と思い出したのでここにもコピペで転載。

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毎日次から次に新しい暗い情報を浴びせかけられてると、時間かけてじっくり作り込まれた作品世界に自分のペースで浸れる書籍というモノの持つ癒やしの力が身に沁みる。
現実ではない出来事に夢中になる時間ってこんなに心を回復させるんだなあと驚く。


写真屋カフカ』は『道草日和』のご近所感にノスタルジックなファンタジー性が加味されたブレンド具合がいい感じ。
『終電ちゃん』は、ここしばらくサラリーマン漫画感が強くて(掲載誌が掲載誌だったから仕方ないけど)なんかな、と感じてたのが、モーニング・ツーに移籍したおかげか可愛らしい話が増えて、これもいい感じ。ちょっとしたセリフが妙にくすっと来るのもこの漫画の好きなところ。

 

引きこもる時間が増えたので最近は永野護ファイブスター物語』を何度も読み返すのが自分ブーム。あー、このキャラこんな前から出るの予告されてたのかー、とか、新発見がたくさんあって楽しい。ツラック隊のナルミ支隊長いいなあ。

新刊準備中です。

 今日は文学フリマのWebカタログに、九月の文フリ大阪で出る予定の新刊についての情報を書き足しました。

 Webカタログが閲覧できるようになるのは八月で全然まだ先なのですが、紙のカタログに掲載される情報を編集できるのは五月十八日の〆切までなので、忘れないうちにということで。

 新刊についての告知を書いたおかげで「これでこの本を出すことは決まった。逃げ場は無い」という気分になれました。退路が断たれた、と言うと絶望的な雰囲気が出ますが、そうじゃなく、「“逃げる”という選択肢が消えた」おかげで「選択する」という重荷が消えて精神的にはラクになりました。

 まだ全然書き上がってないので、肉体的にはラクじゃない状態がしばらく続くわけですが、豆乳飲んでがんばります。キッコーマンの豆乳の「ブラックチョコレート味」と「黒ごまきなこ味」が最近のマイブーム。

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 文フリ大阪の参加費を支払いに行く道で出会った可愛い雪だるま。

 左端の個体は頭にコケの帽子をのっけてました。

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