羊の時刻

荻サカエの個人文芸部『羊の時刻』のブログです。毎月1日更新。メールアドレス hitsujinojikoku(アットマーク)gmail.com 当ブログの文章、画像等の無断転載・無断使用はご遠慮下さい。https://note.com/hitsujinojikoku マストドン始めました。https://mstdn.nijist.info/@hitsujinojikoku

出す本全部好きというわけではなかったけれど

好きな作品を三つ挙げるとしたら、 『静かな生活』 『治療塔惑星』 『晩年様式集』 でしょうか。 この人がスタニスワフ・レムが好きだと知ったとき、私も大好きなので「健ちゃん(失礼)気が合うなあ」と思いました。その後何年も経って今度はストルガツキー兄…

四月から大学生です。

受けたい授業があったので、放送大学に入学することにしました。全科履修生。社会と産業コースです。 久しぶりの学生生活、しっかり勉強したいと思います。 画像は放送大学の校章と、こうの史代先生がキャラデザを手がけた放送大学のマスコット鳩「まなぴー…

イベント参加予定2023

荻サカエの個人文芸部『羊の時刻』の2023年のイベント参加予定は、 2023年前半:参加予定なし 2023年後半:未定 いまのところこんな感じです。 そのうちに、気が向いたらイベントに参加することもあると思います。 そのときはここで告知しますので、気が向いた…

イベント参加予定はひきつづき未定です。/スマートウォッチ導入。

もしかすると今年は一度も出ないかもしれないなあ、という見通しです。 私の書くものは毎回、書き上げようと思えば思うほど書き上がらないので、イベントのことは潔く頭から追い出して、今年どころか来年も一度も出られなくてもいい! と、思うことにしまし…

次のイベント参加予定は未定です。

次どこのイベントに参加するかについては、今書いてるお話が書き上がってから考える予定です。 いつ書き上がるのかはまったく分かりません。 決まり次第このブログにて告知しますので、気が向いたときに見に来てください。 画像は先日「縄文カード」に続いて…

初顔出し看板。

物心ついて以来顔出し看板に顔をはめて写真を撮られたことはたぶん一度も無かったのですが、先日初めて撮ってもらいました。 この顔出し看板で。 「縄文カード(長野県版)」もゲット。(来訪者ひとりにつき1枚。夫と行ったので2枚もらえました) この土版、実物…

2023年初Aharon Appelfeld

2023年最初に買った小説はAharon AppelfeldのTo the Edge of Sorrowでした。 静かな語り口でぞくぞくさせる中編『バーデンハイム1939』をたまたま読んで大好きになって以来この作家を買うのはこれで9冊め(そのうち積ん読が4冊)。 アハロン・アッペルフェル…

あけましておめでとうございます。

良い一年になりますように。

今年も一年ありがとうございました。

2022年はコロナ禍で遠ざかっていた文学フリマにようやくまた参加できて、私にしてはとても活動的で充実した一年でした。 来年もまた、ぼちぼちマイペースでやっていけたらいいなと思います。 写真はクリスマス寒波のときに雪をかぶった松本城を撮ろうと思っ…

『イーハトーヴの夢列車 三号車』に載せて頂けることになりました。

文学フリマ岩手事務局さん主催の岩手短編アンソロジー企画『イーハトーヴの夢列車 三号車』に応募した短編が、掲載していただけることになりました。 bunfreeiwate.hatenablog.com 〆切ギリギリに申し込んだ上、執筆している最中に38℃超えの高熱で五日間寝込…

文学フリマ東京35無事終わりました。

荻サカエの個人文芸部『羊の時刻』のブースにお立ち寄りくださったかた、 ご感想くださったかた、 本を連れて帰ってくださったかた、 立ち読みしてくださったかた、 本当にありがとうございます。 元気が出ました。 高速バスの休憩所の双葉SAにて。 武田信玄…

文学フリマ東京35で使うポスター作りました。

2022年11月20日(日)開催の「文学フリマ東京35」で飾るポスターを作りました。 色はこれでいいのかどうかまだ考え中です。何色が見やすいかな...。

『イーハトーヴの夢列車 三号車』に申し込みました。

文学フリマ岩手事務局さん主催のアンソロジー本『イーハトーヴの夢列車』の作品募集企画に、ぎりぎりでしたが駆け込み乗車(申し込み)しました。 2023年6月18日開催の文学フリマ岩手8にて初頒布される予定なんだそうです。 その後は全国各地の文学フリマにて…

文学フリマ東京35(2022年11月20日)のブース番号が確定しました。

荻サカエの個人文芸部・羊の時刻のブース番号は、 N-29 です。 ジャンルはいつもどおり「小説 歴史・古典」です。 各作品の書影・サイズ・ページ数・頒布価格・あらすじが確認できるWEBカタログも公開されました。 見るのは無料、登録とかも要らないので是非…

体調回復しました。

一部のかたにご心配とご迷惑をおかけしましたこのたびの体調不良、無事に回復しました。 新型コロナ検査の結果は陰性。いきなり寒くなったから調子を崩しただけみたいです。やはり暖房はケチっちゃだめですね。 今回初めてPCR検査受けました。痛かった...。 …

荻サカエ『ロレンソの枝』試し読みサンプル

続きは紙の本で。 この本を作ってるときの思い出としては、表紙の画像にローレル(月桂樹)の葉を使いたかったのです。 でも苗木を買ってきてもちゃんと育てられるか分からないし、買って葉っぱだけ取ってスキャンして表紙は作れたとしても、その後すぐ枯らし…

大好きな本の中に閉じ込められて。

9月はストルガーツキイ兄弟の小説を読みっぱなしでした。 『ストーカー』『蟻塚の中のかぶと虫』以外はすらすら読み進められるタイプの本ではなく、何度か読んで内容が掴めてもまだお話そのものの意味は掴めてなくて(特に『波が風を消す』が難物でした)また…

荻サカエ『ロレンソ日乗タピオカ論争』冒頭サンプル

続きは紙の本で。

自分の本の宣伝について思うこと。

11月の文フリ東京に向けて、こつこつと既刊の冒頭試し読みページをアップロードしていってます。 開催一ヶ月前くらいから公開される「文学フリマWebカタログ」の、「アイテム情報」から各作品の試し読みページにリンクで飛べるようになる予定です。(書影や価…

荻サカエ『水を焼く』冒頭サンプル

『世子可変G申楽談儀』サンプル

目次ページ 本編冒頭試し読み 続きは紙の本で。 お話を書くときはそのお話の気分になれる個人的テーマソングを何度もリピートして聴くことが多いです。 この『世子可変G』の個人的テーマソングはElectric Light OrchestraのMr.Blue Skyでした。名曲なので貼…

ストルガーツキイ漬けの秋。

『ストーカー』(原題の『路傍のピクニック』のほうが私は好きです)ですっかりストルガーツキイ兄弟に惚れてしまって、彼らについて調べたり彼らの著作のサンプルをKindleでいろいろ(日本語だと『ストーカー』しか無いので英訳を)ダウンロードして読み比べた…

文学フリマ35(2022年11月20日)に参加します。

抽選無しとなったので参加できることになりました。 サークル名は「羊の時刻」。ジャンルはいつもどおり「小説|歴史・古典」です。 bunfree.net 今回は1300ブースくらい申し込みがあったらしく、コロナ前を合わせても過去最高数とのこと。なので会場も、展…

荻サカエ『生仏と行長』本文サンプル

試し読みページはここまでです。続きは紙の本でどうぞ。 冒頭ちょっと字下げの設定を間違えたのか、字下げして始めた行が改行後には字下げされてなくておかしな見た目になっていてごめんなさい。次から気をつけます……。

荻サカエ『生仏と行長』登場人物紹介

荻サカエ『生仏と行長』目次サンプル

最近ようやく『一太郎』で目次ページの数字をタテにする方法が見つかりました。この本を作ったときにはどこをどうしたらいいのか分からずじまいだったのです。 次に作る本からは目次の数字がちゃんとタテになっているはずです。方法を忘れないようにノートに…

11月の文フリ東京に申し込みました。

文フリには本が書き上がってから申し込もうと思っていたのですが、ニュースで三年ぶりのコミケ開催の様子を見てたら出たくなってしまったので申し込みました。今回も抽選対象です。 〆切に間に合わせようとして急いで書くのは好きではないので、現時点の予定…

話題のお絵描きAI「Midjourney」さんに

「羊の時刻」のイメージ画像を描いてもらいました。 指示した単語はsheep,clock,summer,afternoon。けっこう可愛い、しかもちょっと不気味な、私好みの画像が生成されました。コンビニのコピー機でハガキサイズくらいにプリントして部屋に飾っておきたいです…

イベント参加予定はひきつづき未定です。

〆切が決まっていると気が散ってしまう性格なので、イベントのことは書き上がってから考えます。 松本美術館のミュージアムショップでひと目惚れして、でも本当に買うほど欲しいのか一旦落ち着いてちゃんと考えよう...とその日は帰宅して、一ヶ月以上悶々と…

バービイ・ヤールのこと。(2)

“がらくたのうしろから、必死に鳴く猫の声がきこえてきた。わたしたちが帰ってきたとき、チートは、あわてて身をかくしたのだろう。そして、やっとわたしたちだと気づいたのである。チートは、懸命にがらくたのあいだをすりぬけ、這い出てきた。そして、目を…